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横浜綜合法律事務所 アーカイブ

渡辺 翔太「小説を原作とするドラマ・映画」

皆さんは、弁護士が日中どこで仕事をしている印象をお持ちでしょうか。事務所で執務している印象が強いかもしれませんが、弁護士が事務所に在席している時間は多くはなく、裁判への出席、現地での調査、面談等のために外出することが多いものです。私も外出することが多く、日によっては3時間以上も電車での移動が続くため、鞄の中には常に本を入れてあります。
ところで、最近、小説を原作とするドラマや映画が多いように思います。これまでは、好きな小説を原作とするドラマや映画が放映されることになっても、観たいとは思いませんでした。小説を読み進めるうちに、登場人物の姿形や声の様子、舞台となった場所をイメージし、その中でストーリーを楽しんでいるのですが、それが映像として目の前に現れると自分のイメージと合わずに歯痒いからです。また、ドラマや映画を先に観たときは、映像でのイメージが強く残っているため、原作の小説を手に取ろうという気にはなりませんでした。
しかし、重松清氏の『流星ワゴン』を原作とする同名のドラマをきっかけに、そのようなこだわりがなくなりました。これからドラマを観たり小説を読んだりする方もいらっしゃるでしょうから内容の紹介は控えますが、毎週テレビの前にかじりついて、だらだらと涙を流しながら観ています。以前はドラマや映画を観終わった後に原作を読みたいと思うことはありませんでしたが、『流星ワゴン』に関しては、登場人物たちの想いに魅せられてしまったため、すでに映像でイメージができているものの早く原作を読みたくで仕方がありません。
自分のこだわりなんて、ちょっとしたことで変わるものですね。
ちなみに、このコラムはドラマの最終話の前日に書いています。今から最終話が楽しみである一方、ドラマが終わってしまうのが寂しい気もします。もちろん、ドラマが終わったらすぐに読めるように、小説はすでに手元にあります。

2015年4月3日

渡辺 翔太「レザークラフト」

最近、レザークラフトを始めました。レザークラフトと聞いて、何のことか分かる方はいらっしゃるでしょうか。
レザークラフトとは「革を材料として工芸品を作ること」をいいます。

もともと革製品が好きで、キーケース、コインケース、長札入れなど毎日手にとって使う小物は革製のものを選んでいました。革は丈夫なだけではなく、エイジングといって、使い込むほどに色の深みが増したり、艶が出てきたりします。使い込むほど革の表情が変わると愛着がわき、より大切に使おうという気持ちになります。

以前は既製品を購入していたのですが、学生時代からの友人が自分で革小物を作っていることを知り、その友人に弟子入りをして自分でも革製品を作ることにしました。
レザークラフトのおおまかな流れは、まず型紙を作り、次に革専用の包丁で革を切り出し、それらを縫い合わせるというものです。
私の師匠は二つ折り財布、タブレットケースなどをスピーディーに作っていきますが、初心者の私は一つ一つの作業にとても時間がかかります。とくに革の縫い合わせは、ミシンではなく手縫いなのでなかなか進みません。縫い目がずれたりしないように集中して縫っていると数時間があっという間に経ちます。
とはいえ、疲れきってしまうかというとそういうわけでもなく、目の前の作業に没頭できることが心地よいので、気分転換の時間となっています。

普段の生活で「こういったものがあると便利だな」と思いつくたびにメモをしておき、時間があるときに型紙を作り、自分で選んだ革で小物を作る。時間はかかるけれど、集中して作業する時間が心地よく、完成したときには満足感に浸ることができる・・・マニアックだねと言われることもありますが、革製品が好きな方は、御自身でも一度作ってみてはいかがでしょうか。

2013年11月27日

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