横浜綜合法律事務所 コラム

渡辺 翔太「小説を原作とするドラマ・映画」

皆さんは、弁護士が日中どこで仕事をしている印象をお持ちでしょうか。事務所で執務している印象が強いかもしれませんが、弁護士が事務所に在席している時間は多くはなく、裁判への出席、現地での調査、面談等のために外出することが多いものです。私も外出することが多く、日によっては3時間以上も電車での移動が続くため、鞄の中には常に本を入れてあります。
ところで、最近、小説を原作とするドラマや映画が多いように思います。これまでは、好きな小説を原作とするドラマや映画が放映されることになっても、観たいとは思いませんでした。小説を読み進めるうちに、登場人物の姿形や声の様子、舞台となった場所をイメージし、その中でストーリーを楽しんでいるのですが、それが映像として目の前に現れると自分のイメージと合わずに歯痒いからです。また、ドラマや映画を先に観たときは、映像でのイメージが強く残っているため、原作の小説を手に取ろうという気にはなりませんでした。
しかし、重松清氏の『流星ワゴン』を原作とする同名のドラマをきっかけに、そのようなこだわりがなくなりました。これからドラマを観たり小説を読んだりする方もいらっしゃるでしょうから内容の紹介は控えますが、毎週テレビの前にかじりついて、だらだらと涙を流しながら観ています。以前はドラマや映画を観終わった後に原作を読みたいと思うことはありませんでしたが、『流星ワゴン』に関しては、登場人物たちの想いに魅せられてしまったため、すでに映像でイメージができているものの早く原作を読みたくで仕方がありません。
自分のこだわりなんて、ちょっとしたことで変わるものですね。
ちなみに、このコラムはドラマの最終話の前日に書いています。今から最終話が楽しみである一方、ドラマが終わってしまうのが寂しい気もします。もちろん、ドラマが終わったらすぐに読めるように、小説はすでに手元にあります。

2015年4月3日

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