横浜綜合法律事務所

楠瀬 健太「ペットの治療費」を追加いたしました。

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3月 29, 2018

楠瀬 健太「ペットの治療費」

昨年末のこと、家で飼っている犬(ウェルシュ・コーギー/13歳♂)が体調を崩してしまいました。
いつもは散歩に行く素振りを見せれば家を走り回るのですが、一向に寝床から起き上がらず、餌も全く口にしなくなってしまいました。
家族だけでは騒ぐばかりで何も解決できず、近所の動物病院に連れて行くことになり、一日がかりで栄養補給のための点滴を打ってもらい安静にさせるという毎日を送りました。
結局、数週間経つとケロッと餌を食べ始め、いつものように走り回るようになったのですが、両親から治療にかかった金額を聞き驚愕しました。なんと数十万円です。
かけがえのない我が家の一員、お金の話をするのはどうかと思いますが、彼の購入価格の約5倍の金額でした。
前置きが長くなってしまいましたが、そんなこともあり、今回のコラムは、「ペットの治療費」が法律上どのように扱われているのかというテーマで書きたいと思います。
たとえば、ペットが自動車に轢かれてしまい、治療費がかかったと場合、その際に飼い主は、車の運転手に対して、治療費全額を請求できるのでしょうか。
まず、前提として、日本の法律上、動物は「物」として扱われます。
そして、物の損害賠償においては、その物の時価を超えて損害賠償をする必要はないというのが日本における原則です。
したがって、うちの犬のように治療費に数十万かかった場合、日本においてはよほど高価な犬でないかぎり、治療費全額の請求をすることはできないということになってしまうのです。
ペットを家族同然に感じている人からすれば、全く納得のいく結論ではないですが残念ながら日本の法律ではこのような結論になってしまいます。
では、ペットの先進国であるヨーロッパではどのような扱いがなされているのでしょうか。
動物福祉の先進国と言われているドイツでは、そもそも動物は「物ではない」と法律に明記されています。
また、動物の治療費についても特別な規定があり、動物の時価を超えて治療費が発生したとしても、高額であるため不必要ということにはならないとされているのです。
したがって、ドイツでペットが交通事故に遭った場合には、時価を超える治療費全額を請求できる可能性があることになります。
近年は、民間ではペット保険などペットを特別なものとする扱いが広がってはいるものの、上の例にも表れるようにペット先進国との間では未だ法律や考え方に差があるといわざるを得ない状況です。
ペットを愛する者として、日本でもペットに関する制度や法律が整備されることを願うばかりです。

3月 29, 2018

青木 貴則「旅先でのふとした疑問」を追加いたしました。

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2月 20, 2018

青木 貴則「旅先でのふとした疑問」

通りに立ち並ぶ数々の飲食店。
陽気な店員と賑やかな老若男女。
そこは、1年過ごしてきた日本大通りの飲み屋街ではなく、スペインサンセバスチャンの旧市街。

昨年結婚し、年末年始に新婚旅行に行った。手配から全て妻に任せきりだったが、行き先はバスク地方。
フランスとスペインの国境をまたいで存在する地方で、独自の文化を形成している場所である。妻によると、美食の街だとか。飲食へのこだわりの強い私達にうってつけの場所ではないか。

スペインのバル巡りは想像を遥かに超えて楽しかった。
長居は無用。立ち飲みで、一晩に何軒もはしごするのがこの街のスタイル。

バルのカウンターには、ピンチョスと呼ばれる小さく切ったパンに少量のおかずが乗った冷製の軽食が並び、客がビール片手に食事を楽しんでいる。
また、テーブル席もあり、カウンターでなくても、ピンチョスを席に持って行って食べることもできる。(慣れてきたら黒板に書いてある温かいメニューを注文することをオススメしたい。)

周りを見ていると、会計のタイミングは客によってまちまちである。
バルで仲良くなった現地の人に聞くと、担当の店員が決まっていて、店員は誰がどの位の量のピンチョスを食べたのか覚えているらしい。個々のグループに伝票がないにもかかわらず手際よく会計を済ませている。

アンチョビのピンチョスを食べながら、ふと、このまま会計をせずに店を出てしまったらどうなるのか、と思った。
一般的な日本の飲食店において、元々払う意思がないのに、料理を注文し、注文した料理が提供されれば、詐欺罪が成立しうる。いわゆる、無銭飲食。

これは、払う気がないのに、その気があるかのように装って注文し、料理の提供を受けたことが、詐欺罪の成立要件の一部である欺く行為(=注文)と財物の交付(=店員による料理の提供)を構成するからである。

ところが、スペインのバルの場合、料理は既に置いてある。
すなわち、店に対する欺く行為(=注文)も、財物の交付(=店員による料理の提供)もない。
じゃあ、無銭飲食をしても罰せられない…のか…?
あ、でも、意思に反して占有が移転しているから、窃盗かな…

などと考えていたら、妻がワイン片手に、「また法律のこと考えてるでしょ!」と。

…そうだった。新婚旅行に来ているんだった。
旅行中何度かこんなツッコミをされながらも、楽しい休暇を過ごすことができた。

2月 20, 2018

71期司法修習生の採用について

当事務所のパートナー弁護士である佐伯昭彦が、第71期司法修習生の採用を予定しております(1名)。条件や選考方法の詳細は、神奈川県弁護士会主催(平成30年2月10日(土)午後1時~)の第71期司法修習生合同就職説明会において説明をさせて頂きますが、以下の方法での選考を予定しております。

(1)一次(書類)選考
平成30年2月20日(火)必着で、履歴書(こちらよりダウンロードした上、プリントアウトしてお使い下さい。)と司法試験合格時の成績証明書のコピーを同封の上、下記宛先まで送付して下さい。なお、司法試験合格時の成績証明書のコピーの余白に、必ず司法試験の受験回数を記載して下さい。
また、書類選考の結果及び面接のご案内は、メールにてご連絡致しますので、メールアドレス(パソコン・携帯いずれでも構いません。)も必ず記載して下さい。

〒231-0021
横浜市中区日本大通11番地 横浜情報文化センター11階
横浜綜合法律事務所
71期司法修習生採用担当宛

(2)二次(面接)選考
書類選考の結果、面接を受けて頂く方には、平成30年2月23日(金)までに、メールにてご連絡致します。申し訳ありませんが、事務処理の都合上、面接を受けて頂く方にのみご連絡致します。
面接選考は、平成30年3月3日(土)夕方を予定しております(時間等の詳細はメールにてご連絡致します。)。

(3)お問い合わせ
選考方法等に関するお問い合わせは、2月13日(火)以降に、弁護士佐伯昭彦(サイキアキヒコ、事務所専用TEL045-671-9569、メールsaiki@breeze.gr.jp)までお問い合わせ下さい。

2月 6, 2018

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