横浜綜合法律事務所 コラム

組織のトップ

これまで様々な組織に関わり、また、近くで見聞きしてきたが、組織は、どんな組織であれ、そのトップが誰かによって大きく変わりうるものであるとともに、ナンバー2とは全く違う役割と責任があるのだと実感している。
トップがどのような考えを持ちどのような方針で組織を運営するかによって、組織のありようや成長度合いは変わる。基本的方針や判断基準、どこを見ているか、どこまでの時間軸で考えているか、どこまでの広さでものを見ているか、そしてそれをどう発信するかで、組織全体の方向性や活性度は変わり、構成員の考えも変わってくる。つまり、組織にとってみれば、トップが誰であるかは極めて重要なことになる。

逆からみると、組織のトップは究極的に孤独なのだろうと思う。自らの判断で組織が変わることやそれによる影響の大きさを考えると、決断の重さは計り知れない。特に、危機が訪れた場合や長年の慣行を変える決断をする場合には、抵抗への対応含め相応の馬力もいる。

会社という組織で言えば、トップは社長やCEOといった経営トップになる。この経営トップの交代と後継者指名は、企業価値を大きく左右する、企業経営における最も重要な意思決定の一つだと言われており、どの会社も頭を悩ます大問題である。昨今のコーポレートガバナンス改革では、これまで不透明になりがちだった決定プロセスにも客観的視点を取り入れることが推奨されるようになったが、果たしてどうか。

昨年の東京オリンピックで大活躍した日本柔道界では、井上康生氏が代表監督になり、以前とは大きく異なる強化方針をたてて組織改革をし、それが実を結んだという。まさに、トップが組織を変えて成功したということだろう。また、先日は、新庄剛志氏が日本ハムファイターズの監督に就任したというニュースが流れた。新庄監督の誕生によりどんなチームになるのかとても楽しみである。

6月 17, 2022

「荻と萩」について

私の名前は、荻野(おぎの)といいます。
私の人生において、私は萩野(はぎの)さんと呼ばれることがしばしばあります。
萩野(はぎの)さんと間違えられる都度、「荻野(おぎの)です」と訂正してきましたが、先日、間違えを訂正した際、新たなことが分かりました。
それは、荻という文字と萩という文字は同じ字であり、読み方が違うだけだと認識している方がいらっしゃるということです。
このことを聞くまでは、荻と萩を間違えている方は、荻と萩とは異なる文字であることは知っているが、漢字の読み方を間違えてしまっているだけだと思っていたので、荻と萩が同じ字であると認識している方の存在は、私にとって衝撃でした。
このことをきっかけに荻野と萩野という名字の人の数をインターネットで検索してみたところ、荻野は約5万6千人で全国順位が360位、萩野は約1万2千人で全国順位1300位ということが判明しました。
このデータからすると荻野という名字の方が圧倒的に多いということが分かりますが、ではなぜ荻野と萩野を多くの人が間違えるのか。
その理由は、萩は、植物の名として使用されたり、市の名前(萩市)として使用されたり、「萩の月」という有名なお菓子にも使われていますが、荻は、名字以外で見かけることはあまりないこと、つまり、「荻」という文字よりも「萩」という文字が有名だからではないかと私は思います。
この記事を読んでいただいている皆様が、今後、荻と萩という字を目にした際に、文字の違いに興味を持っていただけることを願っています。

12月 24, 2021

審判の楽しさ

「審判」というと、家事事件の審判と思われるかもしれませんが、今回はサッカーの審判です。
大学生時代に所属していたチームの運営上、日本サッカー協会の3級審判員の資格を取得しています。この資格は、取得した後も、維持するために講習や研修を受けなければならず、意外と面倒です。ただ、最新のルール改正、W杯に参加した審判員の講演を受けることができ、面白い経験も出来ます。
最近は、JリーグのYouTube公式チャンネル上で、「Jリーグジャッジリプレイ」という、各試合の際どいシーンのジャッジを議論するというなかなかマニアックなコンテンツもでき、毎回楽しく見ています。
近時の改正では、サッカーを知らない人でも知っているハンドの反則が守備の選手にとって厳しいものに変わりました。そのため、守備の選手はハンドを取られないために、後ろ手といって、手を背部に組むようにしながら守備をする不自然な姿が多くみられます。
ルールによって、選手の動きが変わってしまうのがとても興味深いです。
法律もルールであり、これを知っている、いないかで、見えてくる世界が変わってきます。
これからも、ルールを勉強し、サッカーも仕事も頑張りたいです。

12月 10, 2021

私にとっての卓球の魅力

中学から現在まで、私は細々と卓球を続けている。卓球にハマったきっかけは、他のどのスポーツにもないボールの回転量の多さであった。
私は、現在の同年代ではあまり見かけないカットマンという守備の戦型で、相手の攻撃をカットで返球するのが基本である。私のバックカットは、回転が好きで意識していることもあってか、昔から回転量が多いらしい。
頻繁に練習をしていた時代には、回転量が多いから絶対に返されないだろうという確信を持てるカットができることも、たまにあった。その時は、なぜか普段より相手のラケットのスイングが遅くなっているように見え、相手のラケットがボールに当たる前に、そのスイングではボールがネットを超えないと確信が持てる不思議な感覚に陥る。カットマンは、相手に攻撃させてミスを誘うといった、例えるならば、相手を落とし穴にきれいに落とすことが仕事である。自分が用意した落とし穴にきれいに相手が落ちてくれると、普段味わえない爽快感に包まれる。
最近は、練習をする機会も減り、この爽快感を味わうこともなくなってきたが、この文章を書いていて、また味わいたくなってきてしまった。時間を見つけて練習しようと思う。

11月 26, 2021

研鑽

先日、弁護士を対象とした医療研修に参加した。
主に交通事故を多く取り扱う弁護士が、その職務にあたって必然的に触れることになる医学的問題・課題についてより深い理解を得、今後の業務に役立てるため、2日間にわたって専門の医師らから講義を受けるという内容である。数年前にも同じ協会の主催する研修を受けたので、今回はその応用編コースであり、骨折、脊椎脊髄損傷、頭部外傷という3つの受傷類型、そして医療調査の留意点、という4点が取扱テーマであった。
携わる進行中の交通事故案件の数も多く、これまでの取扱累計件数も相当になってきたので、各具体的事件を処理する中で否応でも医療方面への知識は積み重なっていくが、やはり、個々の事件で関わる医療関係者とはまた別に、フラットな状態でそれぞれの臨床に携わる医師らから改めて話を聞いたり、臨床の場を目の前で再現してもらうと、これまでの知識・情報が頭の中で喚起・整理され、また新しい観点から再認識することになり、理解が深まり、もちろん新たに得る情報もあり、医師らの裏話的雑談も含め、非常に勉強になった。
弁護士になってから、気が付けばもうこれほどの月日が経ったのかと毎年時間の流れの速さに驚くばかりであるが、あの司法試験を受けた頃と同じように、あるいはそれ以上に、これからも日々頭の中をアップデートし、物事を貪欲に吸収していきたい。

11月 12, 2021

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