横浜綜合法律事務所 コラム

何気なく使っているすごいもの

先日、世界的に有名なガソリン計量機メーカーの工場を見学させて頂きました。計量機と言われてもピンと来ない方もいると思いますが(私もそうでした)、平たく言えば、みなさんがガソリンスタンドでガソリンを入れるときに使っている給油機のことです。
普段何気なく使っているこの給油機ですが、計量法で許されている誤差の範囲(検定公差)は0.5%以内とされていて、給油機に示されるガソリンの量と実際の給油量との誤差がこの範囲内になるよう、しっかりと計量するという大事な役割を担っているため、正に「計量機」と呼ばれるものなのです。
見学させて頂いた計量機は昭和初期に製作されたもので、2016年度「機械遺産」にも認定されたものだそうです。形もサイズも今のものとは全く別物でした。
ここから時代とともに電子式の計量機への進化を遂げる中で、ノズルが軽量化されたり、満タン状態では自動で給油が止まるように工夫がされたり、環境保全のためにガソリンの蒸気の大気への放出を抑えたり(臭いも解消されます)と、一見して見えないところにたくさんの工夫がなされてきたそうです。
みなさんもガソリンスタンドに行かれる際には、是非、計量機に注目してみてください。

2021年9月17日

  • 横浜綜合法律事務所へのお問い合わせ
  • 事業再生・事業承継・引退支援
  • お客様からの声
  • 弁護士コラム
  • 研究会・セミナー
取扱い業務
  • 企業法務
  • 遺言・相続
  • 不動産・借地借家
  • 交通事故
  • 労働問題
  • 医療過誤
  • 夫婦・離婚・男女問題
  • 法人の債務整理
  • 個人の債務整理
  • 刑事事件
  • 成年後見・財産管理
  • 知的財産
  • 債権回収・強制執行
  • 顧問契約
  • その他
ページTOPへ戻る