相続とはそうぞくとは
相続とは、人が亡くなったときに、その人(被相続人といいます)が所有していた財産など、その財産的な地位を受け継ぐことです。
受け継ぐ人は、配偶者や子供など被相続人と一定の身分関係にある人(相続人といいます)です。
被相続人から相続人に受け継がれる財産のことを、「相続財産」といいますが、土地・建物などの不動産、自動車、現金、預貯金、有価証券などのプラスの財産だけなく、借金のほか、損害賠償責任などのマイナスの財産も相続されます。
ただし、生活保護受給権など、その人だからこそ受けられる権利(一身専属権)や、婚姻関係などの財産上以外の地位(身分上の地位)などは相続の対象とはなりません。